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「D4 STRATIS」の繊維は、上から下まで単純に連続したものではありません。 いくつかのセクションに分かれています。その為、各セクション毎に最適な数の繊維を配置することができるのです。それぞれのセクションは、標準的なセイリングコンディション下のみならず、リーフ時をも考慮してカスタムデザインされています。
メインセイルのヤーンマップでは、リーフ時に新たなタック及びクリューにかかる放射状の応力にそってヤーンが付け加えられています。
これによって、リーフ時でもセイルシェイプにゆがみが生じる事無く、あるいは、ラミネートの剥離等のトラブルも防ぐことができるようになりました。
シドニー~ホバートレース等、真の外洋レースが盛んなオーストラリアで生まれた「D4 STRATIS」は、リーフ時の性能をも考えているのです。
D4 STRATIS セイルは高強度のボンディングシステムのために繊維が連続している必要はありません。またD4 STRATISはいくつかのセクションに分かれているので、ラミネイトされる個々のパートはシェイプ前は平らです。つまり、接着段階で外部から圧力をかける際に実質上のリミットがありません。これは、デラミネーション(フィルムと繊維の剥離)を防ぐためには、きわめて重要なことです。そしてさらに、ラミネート時に必要な接着剤の量も少なくて済むので、より軽量なセイルを作ることができる、という事でもあるのです。
連続した繊維も用いた大掛かりなモールドセイルの場合、フィルムと繊維の接着時に外部からかける圧力に制限があり、接着圧力が不足し、デラミネーションが発生する確率が非常に高くなります。
D4 Stratis レーシングヘッドセイル標準仕様
テーパーバテン(LP110%以下のセイル)
リーチコード、フットコード、テルテール、スプレッダーパッチ、レーシングセイルバッグ、ドラフトストライプ、セイルナンバー(JSAF登録艇のみ)
レーシングヘッドセイルオプション
テルテールウインド
D4 Stratis レーシングメインセイル標準仕様
テーパーバテン、リーチコード、フットコード、ドラフトストライプ、カニンガム、クリュータイ、セイルナンバー(JSAF登録艇のみ)
レーシングメインセイルオプション
リーフ、シェルフット、バテン追加(フルバテン、ショートバテン)
Doyle D4 STRATIS Racing Sails